塾選びのPOINT!②集団か?個別か?
2021/09/09
皆様こんにちは!
塾選びのためのPOINTのお話の続きですが、まず、よく比べていただきたいのは、検討されている塾が「集団指導」か「個別指導か」という点です。
まず、いわゆる「集団指導」というのは、先生一人につき生徒さんが何人もいて、同じ内容の授業を聞いている、親御さん世代のイメージする学校のスタイルの指導法です。
これに対して塾によっては「子別」とか「児別」と書くところもあるようですが、「個別指導」というのは、先生一人につき、生徒さんが一人から最大で4人ぐらいまでで授業をしているスタイルの塾です。生徒さんがどういった手順で取り組んでいるのか細かくみられるので、自分ではどうやって学習すればよいのかわからない低学年や、どこかで間違ったままでいままでほったらかしてきてしまった低学力の生徒さんには向いているスタイルです。細かく丁寧な指導が特徴です。
これだけ聞くと、個別指導のほうが丁寧な指導ができる指導法のように感じます。もちろん、1対1のスタイルは生徒の様子をよく見ることができ、細かい指導ができます。ただ、これが1対4だと少し難しくなってきます。指導の上でいうと、年齢の低い子、低学力の子になればなるほど、1対1に近いスタイルが指導しやすくなります。逆に、学力の高い子や、高校生の問題を解く際など、生徒さんがある程度、自分で考える時間が必要な学習の場合に1対1だと、先生を待たせるだけになってしまいます。あまりに細かく口出ししすぎると生徒さんの自主性を損なう恐れもあります。
また、個別指導は一般的に言って集団指導より講師の人件費の分だけお月謝が高くなります、また、振替えは自由なので部活などとの両立が簡単なようですが、毎回先生が変わったりするので、お子さまによっては相性の会わない先生の日は授業に身が入らない、といったこともよくあります。
では、集団指導はどうかというと、コスト面は個別指導よりすぐれていますが、やはり授業時のきめ細かいフォローは、個別にはお構いません。
また、高学力のおこさまには、集団のほうが競争心理が働いて、よりレベルの高い授業を行えるといったメリットもあります。
つまり、通おうとしているお子様の学力や競争心などの性格によって、集団か個別か選ぶ必要があります。
ちなみにわたくしの塾「とりゼミ」では、映像授業も活用することで、生徒さんの特徴にあわせて集団授業を行ったり、個別で丁寧に騒動したりとそれぞれのいいところ生かした授業を行っています。
とりゼミならどんなお子様にも合わせた授業が行えるので、まずはお気軽にお問い合わせください!